夢=人生
先日、夢を見ました。
夫とぶらぶらと海沿いの堤防のようなところを歩いているとき、
何気なく携帯を手にしたのですが、
その瞬間、吸い込まれるように
携帯を海に落としてしまう。
という夢でした。
携帯を落とした瞬間の自分の内面は、
なんだか面白いことが起こりそう♪
というようなわくわくした感じがあり、
そのあと夫のこわばった顔を見て
「ありゃ、これは笑い事じゃないぞ。。」
と気づく。
というような感じで、
「あー!時間よ戻ってくれれば今度は絶対落とさないのに!」
と焦っているところで目が覚めました。
目が覚めて、携帯が枕元にあって、
「わ~夢でよかった。。」と心底ほっとしたのです。
その安堵感といったらw
起きてから、
ぼーっとした頭で
その夢の中の自分の気分の上がり下がり具合が
まるでジェットコースターに乗った時のようで
面白い映画を観た後のような
愉快な感覚が
湧いていました。
そんな面白さを、愉快さを感じたくて、
自分の意識が、そんな「夢」をこしらえたのかもしれない
なんて思いました。
「人生」というのも
そんなものなのかもしれないと思うのです。
つまり、
自分でこしらえた「夢」のようなもの
というか。
「私の人生」というものを
いつの頃からか作り出し始め
その作り出した人生に没入すればするほど
人生のどん底というような絶望的な感覚に襲われたり
反対に、この世の春というような天にも昇る感覚に包まれたり。
もちろんそれが悪いことではないし
自分が心地よく感じるのならその中にいてもいいのかもしれない。
でもいつかは
そのジェットコースターのような人生に疲れるときがきて
その人生を一歩引いて「観察している自己=本質の自己」
というものに
出会っていくことになるのだろうなあと。
それが本当に目覚めるということなのかもしれません。
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