過去のことを重視しない
面白いもので
私たちは
過去の経験をもとに
現在、未来を見ている。
例えば、
目の前にいる“父”。
「あ~この人は怒りっぽい人だったなあ」
「なんのきっかけかもわからずにいきなり怒りを爆発する人だったなあ」
「いつも笑わずに、人のことを値踏みするような目で見ていたなあ」
などなど。
全て、過去の記憶から、
「だから、“今”目の前にいる人はそういう人なのだ」
と判断している。
決めつけているといってもいい。
「(過去の経験から)だからこの人は、そういうことをするに違いない」
そう決めつけておいて
その通りになったら
「ほらね、やっぱり」なんて。
これこそ自作自演。
母に対しても
夫に対しても
子どもたちに対しても
気づけば気づくほど
面白いほど
過去の体験から
“今“、目の前にいる人を判断していたりする。
それは、
反対に言うと
「“今”の目の前の人を
ありのまま見ていない」
ということを意味する。
“過去”の経験、知覚を手放して
“今”のその人と
出会う。
これこそ
お互いにとっての
本当の自由かもしれない。
解放かもしれない。
家族でも
出会ういろんな人とでも
この自由、解放の瞬間を繋げていきたいものだなあ..
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