湧いてくる嫌な感情
日常を過ごしていると、
いろんな感情が湧いてきます。
もちろん、
嬉しい楽しい心地よいなどの
好ましい感情もあれば、
悲しい苦しい腹立たしいイライラするなどの
あまり湧いてきて欲しくない感情もあります。
この、あまり湧いてきて欲しくない感情。
これが湧いてきたとき、
私たちは、たいてい
「こんな感情・感覚は手放したい!」と
思うわけです。
しかし
簡単に手放せないから苦しむわけですね。
だけど、
よくよく考えてみると、
「手放したい」と思っているということは、
逆説的にいうと、
「手放せる」と
心のどこかで知っているということにもなります。
「手放せると知っている」
この「知ってる自分」
これこそ、
“本来の自分”なのかもしれません。
つまり、
好ましくない感情感覚に
埋没している“自分”は
“本来の自分”ではないと
私たちは、
心のどこかで
知っているのでしょうね。
それが
少しずつでも腑に落ちていくならば、
好ましくない感情に翻弄される瞬間は
少しずつかもしれませんが、
確実に減っていきます。
「自分の人生」という時間を過ごすなら、
せっかくなら
“本来の自分”として在る時間を増やしていきたいなあと
そう思っています。
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