我慢
自分が、何かを“我慢”しているとき、
その何かを“我慢”していない人をみると、
腹が立つものですね。
これが投影の法則でもあります。
この法則を知らなかったとき、
夫が昼寝をすると
私はものすごく腹が立っていました。
「なんで寝るわけ?」「どこか遊びに連れてってくれないの?!」
「子供がいるのに寝てる場合じゃないでしょうが!」
「誰が子供の世話をするわけ?!」
なんて、いろんな理由を持ち出してよく腹を立てていたものです。
この投影の法則を知ってから、ある時、
「ん?こんなに腹が立ってるのは、もしかして昼寝してる夫がうらやましい?
私も寝たいのか?」
そう気づくときがありました。
それで、思い切って一緒になって寝てみたのです。
そうするとスッキリ。
一体なんで腹を立てたのか?全くわからないくらいくらい、気持ちよくて。
それ以来、夫が昼寝するときは、
私も一緒に寝るようになりました。
そういえば、
子供にもよく投影をしますね~。
私は、
怒りをなるべく我慢してこれまで生きてきました。
なので、子供が怒りをあらわにすると、
腹が立ってしょうがなかったです。
「こんなことで怒らない!!」
「怒ることじゃないでしょ?!」
なんて、正論(今思うと、いちゃもんともいう)を盾に、
「これは子供へのしつけだ!」
なんて、子供の怒りを抑えつけようとしていました。
でも、本当は、
自分が怒りという感情を我慢し続けてきたので、
子供が怒ることに、耐えられなかっただけなのですね。
今は、怒りを我慢することはなくなったので、
(過去の抑圧していた怒りもだいぶだしてきましたし)
子供の怒りに反応することもかなり減っている気がします。
パートナーや子供に腹が立つことって何かありますか?
もしかしたら、
それはあなたが我慢していることかも?
そんな見方をしてみると、
思わぬ解消の糸口が見つかるかもしれません。
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