個人的な考えはない
ある心理学からみると
家族の中で、人は無意識に“役割”を担うらしい。
その“役割”が、
大まかにいって、
5、6つに分かれるという。
詳しくはここでは割愛するが、
(興味ある方は「クリッツバーグ 機能不全家族」で検索するとたくさん出てきます。)
これを知った時、
私はこれまで「いないふり」という役割を無意識に担ってきたんだな!
ということがわかった。
自分の今までの生きづらさの理由が少し垣間見え、
腑に落ちてスッキリしたと同時に、
ちょっとがっかりもした。
なぜなら、
長年、自分の個性だと思ってきたものが、
実は、すごく一般的な状態で、
心理学的に公に分類されうるものだというのだ。
ものすごく個別的だと思っていた
自分の個性が
実はものすごく一般的であったという事実。
これには、がっかりしたと同時に
心のどこかで笑っちゃってる自分がいた。
それまで握りしめていた「深刻さ」を
手放さざるをえなくなったような。
どこかしら、かすかに自由を、軽さを、感じてもいた。
その時はあまり深くは気づかなかったけど、
この感覚こそが
生きづらさを手放していく鍵なのかなと思う。
私の“思考・感情・感覚”。
毎日、毎瞬、いろんな“思考・感情・感覚”が
“私に”湧き上がってくると思うのだけど。
本当は、
そのどれ一つ、「私のもの」ではなかったということ。
ただただ、
私を通して表れているだけだということ。
まずは、とにかく「私の“思考・感情・感覚”」に気づく必要がありますが、
そこもとにかくやり尽くしてきたのに
まだまだ癒されてないと感じる方は、
少しずつそれ(全体性)に気づいていくといいのかもしれません。
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